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この章では、 xyo-rust をローカルでビルドし、手元の .sb3 ファイルを入力して確認する最短手順を説明します。

前提条件
  • Rust stable
  • LLVM 21.1 系
  • llvm-config PATH 上にあること

まずは次のコマンドでバージョンを確認しておくと安全です。

rustc --version
llvm-config --version

llvm-config --version 21.1.x を想定しています。

ビルド
cargo build --release

ビルド後の実行ファイルは target/release/xyo です。

テスト
cargo test

ヘルプだけ確認したい場合は次でも十分です。

cargo run -- --help
.sb3 ファイルを用意する

このリポジトリには現在、配布用の .sb3 サンプルは含まれていません。Scratch エディタから自分のプロジェクトを書き出して使います。

  1. Scratch でプロジェクトを開く
  2. 「ファイル」→「コンピューターに保存する」を選ぶ
  3. 保存された .sb3 のパスを控える

以下では、そのファイルを <path-to-project.sb3> と表記します。

最初に試すコマンド

構造だけ見たい場合

cargo run -- json <path-to-project.sb3>

project.json をそのまま表示します。

規模を知りたい場合

cargo run -- stats <path-to-project.sb3>

次の情報が得られます。

  • 入力ファイル名
  • 読み込み時間
  • ブロック数
  • 使用 opcode 一覧

IR 生成経路を試したい場合

cargo run -- run <path-to-project.sb3>
Note Note

run はもっとも実験的なコマンドです。入力によっては未実装の opcode や IR 変換で停止することがあります。

エラーの見方

読み込みや JSON パースに失敗した場合、標準エラー出力には原因チェーンに加えて、可能なら位置情報や周辺コンテキストも表示されます。

ドキュメントのローカル確認

公開用ドキュメントは Markdown を Taiga 用 XML に変換してからビルドします。

  1. docs/ で Taiga バイナリを用意する
  2. python3 build_taiga_site.py で XML を生成する
  3. rm -rf build && ./taiga site docs/build/ を生成する
  4. build/index.html から各ページへ移動する
Note Note

GitHub Pages ではワークフローが Taiga バイナリをダウンロードして同じ手順を自動実行します。

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